2014/03/24

写真のコントラストや色合いを調整したい時②<レベル補正・カラーカーブ・カラーバランスの使い方>


前回は、クイックモードでのコントラストの調整を試してみましたが、
今回は、エキスパートモードで、レベル補正やカラーカーブなどを使ってみましょう。

レベル補正で、コントラストを補正する


ピントは合っているのに、眠い写真を開きます。

メニューバー > 画質調整 > ライティング > レベル補正 を、選択します。

眠い写真の場合、白・黒どちらの三角も、
ヒストグラムの山の付け根にない事が多いです。

左右の三角を山の付け根まで移動させると、
コントラストがはっきりしました。

カラーカーブを使って、コントラストを補正する

フォトショップエレメンツには、PhotoshopCS6やCCに搭載のトーンカーブの簡易版
カラーカーブが搭載されています。

レベル補正を使った時と同様に、エキスパートモードでファイルを開いたら、

メニューバー > カラー > カラーカーブ を選択すると、

カラーカーブを補正ダイアログが表示されますので、

スタイルを選択:コントラストを上げる を、選択します。
カーブが自動でS字に変形し、トーンカーブと同様にコントラストが上がります。

スライダーを調整する事で、さらに細かい変更が可能です。

彩度(色の鮮やかさ)が、強くなりすぎたら?


コントラストを上げた事で、彩度が、強くなりすぎた場合は、

メニューバー > 画質調整 > カラー > 色相・彩度 を、選択し

色相/彩度のダイアログで、彩度を下げてみると良いでしょう。

レベル補正後・彩度を下げた画像

色かぶりの補正をするには?

色被り(光源の影響などで、特定の色に偏っている) の場合は、
カラーバランスを補正しましょう。

カラーバランスを補正を利用する。

メニューバー > 画質調整 > カラー > カラーバランスを補正 を、選択し


本来なら、無彩色(白・灰色・黒)の部分を、カラーピッカーでクリックするだけで、

自動的に、色被りしている色を補正できます。

ガイドモードを利用する

ガイドモードの、カラーバランスを補正肌色補正でも、簡単に色合いを補正できます。

手順に従って、試してみてくださいね。

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